インドの中小企業は、
繊維、皮革など手工芸、典型的な中小企業に加え、
ソフトウェア産業などが加わり、内容は変わりつつあります。
また、中小企業政策については、
改善されているものの、まだ矛盾した保護政策が多いようです。
中小企業事業所数(SSI:Small Scale Industry)は、
357万事業所、雇用数は2000万人となっています。
インドの中小企業 成長性データ
インドの中小企業 事業所数データ
主な中小企業政策
留保品目制度・・
繊維製品など特定品目について、小規模企業を大企業から保護。
年々品目数は減少し、506品目(2006年2月現在)となっています。
優遇税制・・売上高に応じた税制優遇策
工業団地・・工業団地への入植
政府調達・・特定品目について、政府が中小企業から調達
■中小企業の定義
中小企業の定義は、定期的に改定されていますが、
1999年12月の改定が最新です。
登録制となっており、登録されると、優遇政策を受けられます。
中小企業
プラントや機械など設備投資が
賃貸借契約の所有権諸条件、
分割払い式購入で1000万ルピー以下の企業。
(ヴァジパイ政権時に、3000万ルピーから引き下げ)
下請け(関連)産業
部品など中間介在物の製造、サービスなどを
他企業に50%以上供給するなど。
投資額は1000万ルピー以下。
零細企業Tiny Enterprises
投資額は250万ルピー以下。
女性起業家 Women Entrepreneurs
女性によって運営する小規模工業、サービス業、
または、女性によって51%以上の資本参加がある場合など
小規模サービス・ビジネス企業
Small Scale Service & Business (Industry
related) Enterprises (SSSBEs)
固定資産への投資が50万ルピー以下。
最近は、これに該当する企業が増加しています。
問題点
インドの中小企業政策の問題点として、
挙げられるのが、資金調達です。
中小企業へ銀行融資が
金融機関への法規制等により活性化していません。
国の政策見直しと信用情報データベースの構築など、
適切な与信管理によるベンチャーファイナンス等が
今後の課題となっています。
| 推定事業所数 |
357万 |
| 雇用数 |
19.96 百万 |
| 工業全体の付加価値に占める割合 |
39% |
| 輸出に占める割合 |
直接45%
総合34%
ただし、自己申告による |
| 総生産品目数 |
8000以上 |
| 留保品目数 |
506(2006年) |
出所:小規模産業省 (留保品目数以外は、2002年)